高度金型技術者として金型に関する充分な基礎力、実践力、応用(企画)力等を養成
2020年
実践ユニット・プラスチック金型コース(U2X)日程
11/9(月)~11/21(土)
お申し込み締め切り日:10月9日(金)
●金型設計においてある程度の実務経験があり、次のステップを目指される方
●本金型スクールのU1基礎ユニットの受講を通じ、あるいは金型について基礎知識があり、より金型について総合的な知識を身につけようとされる方
●金型あるいは金型製図について基礎知識があり、製品設計、品質管理、金型購買・発注、技術営業に携わる方で、より金型について十分な知識を得て自らの業務能力を高めたい方
●既に金型や金型設計への基礎的知識をお持ちの方は、直接U2を受講することも可能です。
※カリキュラム上、U2設計演習において、プラスチック、プレスの両コースとも受講には、「JIS機械製図」への基礎知識をお持ちであることが望ましいです。またプラスチックについては「金型設計に関して金型の骨組みを決める初期検討や構想設計」について基礎的理解をした上でご参加下さい。
※また本学金型スクールの基礎ユニット(U1X,Y)と実践コース(U2X,Y)を同一年内で受けられる方は、事前準備として資料の復習を行い、そこで疑問点があれば本講座担当者までお問合せ下さい。
◆実践ユニット
プラスチック
コースおける
科目構成と内容
実践ユニット
プラスチックコース(U2X)
11/9(月)~11/10(火)
プラスチック成形加工の基礎
プラスチック成形に関わる3要素(材料、金型、成形機)の基礎および溶融樹脂の流れと金型の関係を学ぶ。
11/11(水)~11/13(金)
プラスチック成形金型設計基礎
射出成形金型の機能と構造を理解し、金型初期検討、金型構想設計までの基礎を学ぶ
11/14(土)
プラスチック成形材料
金型設計に必要なプラスチック材料の諸特性を学ぶ。
11/16(月)
プラスチック金型材料と熱・表面処理
プラスチック成形金型材料と加工法、熱処理、表面処理をを学ぶ。
11/17(火)
プラスチック成形法と成形機械
熱可塑及び熱硬化プラスチックに適用される射出成形応用成形と射出成形以外の多くの成形法について成形の3要素(材料・成形機・金型)を学ぶ。
内容
1.プラスチック成形法概論
2.射出成形の基本
3.材料の射出成形特性
4.射出成形工程と不良発生機構、
対策
5.成形品設計の進め方
1.プラスチック製品の設計から量産まで全工程概観
2.射出成形金型の概要(機能・構造、PL,勾配、収縮、成形不良)
3.金型初期検討の基礎(型締力、成形サイクル、金型強度)
4.金型構想設計の基礎(モールドベース、ランナー、ゲート、金型温調、突き出し、エアーベント、アンダーカット処理機構)
1.特性(熱可塑、結晶・非晶、特性改質、PVT)
2.物性(物理、機械、熱、電気、化学、成形、物性表)
3.種類と用途(汎用、エンプラ、エラストマー、熱硬化)
4.プラスチック材料の選び方
5.製品への適用(失敗事例、成功事例)
1.プラスチック成形金型材料の要件
2.プラスチック金型用鋼の特性
3.プラスチック金型用非鉄金属材料
4.プラスチック金型加工技術
5.金型材料・部品の熱処理、表面処理(熱処理工場見学含む)
1.プラスチック成形金型材料の要件
2.プラスチック金型用鋼の特性
3.プラスチック金型用非鉄金属材料
4.プラスチック金型加工技術
5.金型材料・部品の熱処理、表面処理(熱処理工場見学含む)
11/18(月)~11/21(土)
プラスチック成形金型設計演習
・金型設計演習では演習課題に対し学んだ知識を駆使して金型設計を行う。
・学んだことを駆使(確認)しながら受講生は製品図を基にして生産設計、金型構想設計、金型部品設計演習を行う。
・最後に自分の設計した図面について設計のコンセプト、金型構造、特徴、残された課題などについて発表を行う。
1.製品図の仕様検討
2.金型設計仕様書
3.生産設計の検討
4.金型構想設計
5.金型構造設計
6.金型部品設計
7.主要金型部品加工の検討
8.まとめ(発表)
9.講評
・お申込期限の時点で定員に満たない場合(5名未満の場合)開講が取りやめとなる場合があります。
・期限後のお申し込みも可能ですが、教室や機材の都合(人数オーバー)により、受講できない場合があります。