金型製作の現場においては様々な危険源が存在し、一歩間違うと大きな事故を招く可能性があります。
当授業では、安全と環境に関する関連法規の学習、重大事故を招く事例の紹介とケーススタディー、グループ討議等を通じ、安全に関する基本的な考え方を学びます。
安全に関する正しい知識の伝達は、オンジョブトレーニングにおいて不足しがちです。今回のように集中講義で正しい知識を付けることは、本人だけではなく、会社の将来にとっても大きな価値を持つことと思います。
講師の中島先生は、日本金属プレス工業協会、中央労働災害防止協会等で一貫して安全対策に取り組んでいらっしゃった、いわば安全のプロフェッショナルです。今回の授業では関連法規の資料やガイドライン、事故事例等、豊富な資料を用意され、新入社員にみっちりと安全性についての指導を頂きます。
金型の製作、あるいは成形やプレス加工現場において、知らないでは済まされない労働災害の状況やその防止のための法律、安全規格、対策・対応について理解し、業界人として自覚する。
1.職場の安全と環境
2.リスクアセスメント
3.プレス機械と安全