受講企業(経営者)の感想

(1)新入社員を次期技術者へ育成 ・・・ 有限会社 川田製作所 様

企業名

有限会社 川田製作所

住所

神奈川県小田原市中新田294-1

ウェブサイト

http://www.kawada-ss.co.jp/

担当者(執筆者)名

副社長 川田俊介 様

 

 


 高齢の金型設計者から若手への世代交代が当社の経営課題であり、本年度、新たに金型設計者として新入社員を採用しました。どのような教育を行うかと考えていたところ、金型に関するメールマガジンで高度金型人材育成講座を知り、新入社員教育として利用しました。

 他のセミナー等も検討しましたが、一般的なセミナーの場合、最新の事例紹介が主であり、内容が高度・最新すぎて『教育』ではないと感じました。企業の戦力育成のために体系化されたカリキュラムとして教育を行ってくれる『学校』はほかに見当たりませんでした。

 当社はプレス加工を主業務としています。金型設計のニーズは景気変動が激しいのが特徴ですが、現在、設計ニーズはピークに向かいつつあると感じます。一方、当地域では金型設計の会社が廃業する例が多く、結果、設計業務の需給バランスが崩れ、設計外注に頼った体制では短納期に対応できなくなりつつあります。こうした点から、金型内製部門の強化、つまりは金型設計者の育成が急務であり、今回受講させた社員の今後の成長に大いに期待しています。

 

(2)『師』や『仲間』との出会いで小規模金型企業の世代交代に成功 ・・・ 有限会社 山中製作所 様

企業名

有限会社 山中製作所

住所

埼玉県熊谷市江波375-5

ウェブサイト

http://www.saitama-kita.jp/mold/234-yamanaka.html

担当者(執筆者)名

代表取締役 山中 栞 様

 


 国内の金型設計企業の9割が社員10名以下の小規模企業ですが、当社もこうした小規模金型企業です。金型設計は先代社長である義兄が行っていましたが、設計業務を4代目である私の息子(補足:山中 晋吾氏)に引き継ぎを行っています。設計者の世代交代にあたり、金型人材育成講座を利用し、金型設計を体系的に学習させました。本講座の受講の結果、設計者の世代交代が円滑に進み、現在では息子(補足:山中 晋吾氏)が設計の主担当者となり、先代設計者は非常勤体制で設計内容のチェックや困難な設計のアドバイスを行っています。

 小規模の金型企業が生き残るためには分野特化・一芸特化が必要になります。金型人材育成講座は設計の基礎や土台を学ぶものであり、その後の特化内容は自身が仕事を通じて経験を積み獲得するべきものだと考えています。息子も『会社の中で教わりようのない要素が多数存在することに気づいた。それを活かせる/活かせないは受講生次第だが、行って得る物は確実にある』と話しています。

 受講により、社外の『師=講師陣』や『一緒に学んだ仲間』を得たことも大きな成果です。社内に無いノウハウや設計技術は、積極的に講師や受講で知り合った他社の仲間に相談しています。こうした社外のネットワークを得ることが出来るのも金型人材育成講座の魅力だと感じています。

(3)『技術』と『マネジメント』を幅広く学習させ、国際化対応人材を育成・・・ フクダエンジニアリング株式会社

企業名

フクダエンジニアリング株式会社

住所

埼玉県加須市鴻茎3206番3

ウェブサイト

http://www.ft-feg.co.jp/company/company.html

担当者(執筆者)名

代表取締役社長 土屋 久男 様

 


 当社は親会社であるエフテックグループの一員として、自動車やオートバイ向けの金型製造を主に行っています。高度金型人材育成講座は、プレス技術者向けのU2コースと、管理者向けのU3コースを活用しています。

 U2コースでは、入社15年目の社員(補足:高橋 竜也氏)を派遣しました。金型仕上げの現場で12年経験を積んだ後、設計部門に異動し2年強の実務経験を経て受講させました。実務ではCAD/CAMやシミュレーションなどを多用していますが、講座では前提となる理論や原則を教えてもらえ、シミュレーション処理の根拠を理解することが出来ました。

 当社はグローバル展開にも積極的に取り組んでいますが、海外展開を視野に入れた若手社員のマネジメント教育としてU3コースを利用しています(小島強 氏・井塚誠人 氏)。経営部門の基礎をU3コースで学習した後に海外部門へ赴任する流れを作っており、金型企業のマネジメントに特化して指導してくれるU3コースの成果に満足しています。隔週金曜日で半年の期間の通学は、社内業務との両立もさせやすく重宝しています。

 

(4)ベテラン社員の新たな能力向上 ・・・ 昭和精工株式会社

企業名

昭和精工株式会社

住所

住所 横浜市金沢区福浦1‐4‐2

ウェブサイト

http://www.showa-seiko.co.jp/

担当者(執筆者)名

代表取締役社長 木田成人 様


 当社は自動車部品向けファインブランキングやアルミ缶のプルタブなど、金属プレス用金型の設計製作を行っています。高度金型人材育成講座には、開講当初から新入社員の研修の場として毎年人を送り出すようにしていますが、今年は入社22年目のベテラン社員をU2コースに派遣しました。

 金型は「餅は餅屋」的な要素が強く、各企業がそれぞれ独自の技術を持って設計製作していますが、一方では「井の中の蛙」なところもあり、外から自社の技術を客観的に見ることも重要だと考えています。

 今回派遣した社員は長年、金型の組込調整や新規事業の立上げ運営などを手掛け、経験は豊富ですが、今年から新たに設計の仕事をするようになりました。本人としては、部署異動により社内では年下の者から指導を受けるなど精神的には辛いところもあったと思いますが、講座に参加する事で、社内では得られない講師陣からの技術情報や、一緒に学んだ仲間を得られたことは、これから彼が歩む金型人生の上でかけがえのないものになったと思います。


金型スクール 平成29年度募集要項
H29boshuu.pdf
Adobe Acrobat ドキュメント 1.8 MB
金型スクール 平成29年度申込書
H29moushikomi.pdf
Adobe Acrobat ドキュメント 112.2 KB

平成29年度の講座は以下の通りです

U1コース:金型入門・基礎コース

金型入門コース

6月19日(月)~6/24日(土)

金型基礎コース

6月26日(月)~7月1日(土) 
月曜日~土曜日 9:20~18:10(90分×5コマ)
合計 60コマ

お申し込み締め切り日:5月19日(金)
U2Xコース:金型実践コース プラスチック金型向け
11月6日(月)~11月18日(土) 
月曜日~土曜日 9:20~18:10(90分×5コマ)
合計 60コマ
お申し込み締め切り日:10月6日(金)
U2Yコース:金型実践コース プレス金型向け
10月16日(月)~10月28日(土) 
月曜日~土曜日 9:20~18:10(90分×5コマ)
お申し込み締め切り日:9月15日(金)

U3コース:金型マネジメントコース

4月上旬~9月下旬

※正式には専門職大学院の29年度時間割が確定次第、アナウンスいたします。